「新型コロナとの闘いによる発展」中国とインドが共に歩む インド向け医療物資の贈呈式がオンライン開催
6月11日、インドを支援するため、酸素供給機器135台、人工呼吸器5台、大量のマスクなどの医療物資が寄贈され、オンラインによる贈呈式が開催された。在ムンバイ中国総領事の唐国才氏、復星グローバルパートナー・復星hive共同ceo・復星インド首席代表の王一非氏、インド中国友好協会会長兼マハーラーシュトラ州支部長のg.h.フェルナンデス氏、ムンバイ赤十字社社長のスレッシュ・デオラ氏、受入病院の代表者らがオンライン贈呈式に出席した。
上海復星慈善財団法人(以下、復星財団法人と略称)と友好企業から寄贈された酸素供給機器135台、人工呼吸器5台、kn95マスク3,300枚が6月上旬にインドのムンバイに到着した。これらの物資は、在ムンバイ中国総領事館の指示のもとに、インド中国友好協会と在ムンバイ赤十字社を通じて、緊急支援を必要としているインドの最前線の医療機関に寄贈された。
唐国才総領事は「地域と経済・貿易交流は、中国とインドがコロナ対策や発展・協力における重要な架け橋である。今年5月、インドで新型コロナ第2波の発生直後、復星からインドに支援した10万枚のマスクや150台の人工呼吸器などの医療用品を最も早くムンバイに届けた。その後、中国の各地方自治体、企業、団体からの寄付が続々と寄せられ、中国とインドの人々がお互いに助け合い、新型コロナウイルスを克服しようとする友情と決意が表れている」と述べた。唐国才総領事は、各界が思想をさらに解き放し、ポテンシャルを発揮しようと呼びかける。中国とインドの相互信頼と協力が、古代文明の巨大な可能性と歴史的責任を十分に発揮できる唯一の正しい選択ということが事実によって証明されたという。
復星グローバルパートナー・復星hive共同ceo・復星インド首席代表の王一非氏は次のように述べた。
「今年4月、インドで新型コロナウイルス感染状況が悪化して以来、復星は従業員、パートナー、および地域住民の健康と安全を非常に心配している。復星メンバー企業であるグランド・ファーマ、復星鋭正、igiなどは、インドの各都市を対象にした寄付活動を実施した。復星hiveインドのビジネスプラットホームであるahuja hiveは、何十年にもわたってムンバイの古いコミュニティの再生や都市再生の支援に力を注いできた。コロナ警戒期間中にも、現地の一般家庭に『ケアパック』を提供した。復星は『人類運命共同体』を固く信じ、これからもインドを支援するために精力的に活動していく。」
フェルナンデス氏をはじめ関係者は、新型コロナウイルスと闘うインドへ強い支援と真摯な気持ちを提供した中国総領事館と復星へ心から感謝の意を表し、寄贈物資は、患者の治療過程で、特に治療費を支払う余裕のない感染患者の治療に多大な助けとなると述べた。各当事者は、中国とインドの間での深い友情を高く評価しており、その友情を引き続きしっかりと取り組んでいることを表明した。寄贈を受けた病院は、その医療物資が患者の治療にどのように使われているかを紹介し、コロナ収束後、中国の友人たちに病院を訪問してほしいと誘った。